あの夏の暑さがウソの様にとても気持ちの良い気候が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
まさに秋晴れと言った青空と湿気のないすがすがしい空気に、心洗われるわたくしです。
しかしながらこれからの時期、空気が乾燥し火災の起こりやすい状態となります。
そこで10月17日に防火訓練を実施する事となりました。
まずは社内防災体制を改めて設定。隊長である社長を筆頭に、副隊長、連絡班、消火班(消火器隊と放水隊)を設置
しました。そして事前に工場長から説明会を実施していただき、全社員万全の体制で訓練に臨みます。
いよいよ訓練開始です。コンプレッサー室より出火という設定で第一発見者が火災を発見!事務所に走って連絡すると
「火災発生、消火班は消火の準備をして現場事務所前集合!」とアナウンスが流れます。そして防災隊長の号令により
消火器班が消火!連絡班が消防へ連絡します。そして放水班が放水準備をし、放水!連絡班により消防到着の知らせ
を受け「放水止め!」さらに「全員退避!」の号令を受けて全員退避し、事務所前に集合となりました。総務部長からの
人員点呼の掛け声をもとに各部署長の人員点呼が行われ、全員の無事を確認。最後に鎮火を確認して防火訓練の終了
となりました。
仮に実際の火災現場に出くわした場合に、消火栓やホース、消火器を扱った経験の有無が初期消火に大きく影響するのは
間違いないでしょう。事実、今回の訓練で初めて消火ホースを扱った人もいて、連結が難しかったり運ぶホースにつまずいたりと、
スムーズにはいかなかった様です。今回の防火訓練は全社員とても良い経験になったのではないでしょうか。
しかしあくまで火災を起こさないのが大前提です。防火訓練が「備えあれば憂いなし」の言葉通りにならなければいけません。
まだまだこれから乾燥する季節が続きます。ちなみに来月9日からは秋季全国火災予防運動も始まりますので、職場でも家庭
でもこれまで以上の意識でもって火災予防に努めましょう。