今回は、1年目の担当者が金型のNCフライス加工についてレポートさせていただきます。
NCフライスの加工は、大きく分けて、ワークの製作、放電加工用電極の製作になり、
材質及び形状など様々な条件に応じて回転速度、送りのスピード、切り込み量をその都度、設定しながら加工を行います。
2次元図面、3次元モデルから全体の形状を素早く確実に把握し、NCプログラムを作成し、
そして、加工漏れなどに注意し、より早く、より高精度に加工するために、適切なエンドミルを選別し、加工を開始します。
先日、上の写真の放電加工用電極を製作しました。
3次元モデルデータから特殊なネジ形状にマッチしたプログラムを作成する事が出来、良い加工が出来たと考えます。
この放電加工用電極は、筆記用具の一部分となって
半年から一年後に製品として店頭に並び、皆様の目に触れることになります。
今後、さらにスキルアップ、スピードアップし複雑な形状も加工していきたいと思います。